娘が不登校になりました。「うちの子は関係ない」と思ってた(分冊版)
小林薫
このレビューはネタバレを含みます▼
一巻で作者(お母さん)が娘のためにと転任した先生に連絡を取るのですが、転任したら娘さんと関われないのは仕方ないと思います。先生だって人間だから、とありましたが、新しい学校で大変かもしれないし、人間だからこそ今の学校の仕事以外では休まないと持たないのでは?教師は激務ですし。先生にとって他校の生徒と個人的に関わるのは決まり上も無理なことでしょう。
藁にもすがる思いだったと推察しますが、フリースクールなど別の相談先を探すのは仕方ないことなのでは。無理に学校に行かなくてもよくなった現代、では行かなかったらどうするの?というのが問題なんですよね。
とても大変でご心痛だったとは思いますがこの部分が疑問でした。
最後まで買って読みましたが、今後、この娘さんはどうなっているかわかりません。
難しい問題で取り扱いにデリケートさも含むので、ルポタージュとして事実を書いたのでしょうし、結末はこうしか書けないと思います。
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