このレビューはネタバレを含みます▼
この作者さんが好きで期待して読みましたが、他作品と違ってなんだか話がヒステリックで読みにくかった。革命と父子の情を執拗に繋げて描くこだわりが理解出来ない。第三の〜の意味は、父又は親の愛情を受けられなかった子供達が新たなギデオンとして復讐を動機に歴史を紡ぐってことなんかな?よくわからない。わかりづらい理由にテンションの高低差が酷過ぎてギャグにして流しつつなもんだから、本気さが伝わらない上に登場人物の誰にも感情移入しづらい。王族も軽過ぎて王族っぽくないし。大義が私情まみれの善悪だけで進んでいった話に見えたけど、歴史や革命とはそういうものだという解釈の話ならばこれで良いのかな。作者さんが情緒不安定なのか?と思いながら読んでしまいました。次作品に期待します。