ニコラオスの嘲笑
」のレビュー

ニコラオスの嘲笑

郷田マモラ/長岡敦子

ほぼレディコミ

ネタバレ
2018年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全面的に色々酷い。原作と作画がミスマッチなのか恋愛絡みに妙に力が入っていて話の邪魔。恋愛パート以外は興味がないのかキャラクターが適当で感情移入できない。作画の表情が原作と一致していないから捜査の流れが茶番に見えている可能性もある。誰がどうなっても何も感動しないと思う。刑事カップルが一番描きたいんだろうけど一番どうでもいい。
キャラ付けが「優秀」なキャラを見るたび思うのですが、作者があまり賢くないと所々アホになるのでつらい。結果「学閥」というテーマが「なぞのあくのそしき」みたいになって痺れるほど格好悪い。繰り返し貶すことになるが作画の方の理解度が低いのが原因だと思う。巻数が出たのは逮捕拘留などの流れが緻密だったからではないかと思う。作画を間違えなければもう少し話題になったのではないか。
文句を言いながら全巻読んだ感想は郷田マモラ氏が作画もやった方がよかったかなという所です。
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