キンケイド家の遺言ゲーム Ⅲ 値札つきの愛
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キンケイド家の遺言ゲーム Ⅲ 値札つきの愛

藍まりと/エミリー・ローズ

読み終わって余韻に浸ってます

ネタバレ
2018年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ キンケイド家のシリーズ最後の妹ナディアのお話は、想像以上に哀しく、そして驚きの連続でした。
ヒロインナディアだけではなく、死んだと思わされていた夫のルーカスもまた想像を絶する11年を過ごしていました。
2人の道がまた交じり合うシーンは泣けました。
まりと先生の描く漫画って本当に「静」ですよね。
明るく笑えるシーンでもいつも静かな空気が漂っていて、ヒロインもヒーローも凄く大人で。創作と言うよりも実際にありそうな会話に見えてきます。
このシリーズの黒幕やとんでも親父の真相全てが明らかにされますので是非3作とも読んでみて欲しいです。
素敵なラストページだったなあ…と余韻に浸ってます。
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