受くんの魅力がとどまるところを知らない

歌舞伎の男形×女形です。
主な視点は女形である受君で進んで行きます。
この受君がとても好感が持てます。
自信家で、かと思うと小心者だったり、ぬいぐるみを心の拠り所としていたり、歌舞伎に対しても真っ直ぐ一生懸命で、ちょっとおばかさんなところも可愛く思えてしまう、裏表のない子です。感情表現がとても素直です。
ストーリーは安心の夏目イサクさん、大変面白いです。続き物なので読むのをためらっていましたが、結局読んでしまい、まだ完結していないので案の定『あぁぁぁーー（続きーー！）』となっております。
完結してから一気読みしたほうが心の平穏を保てるかもしれません。でもとても面白いので読まないのももったいない気がします。