天使の囁きは悪魔を堕とす 【電子限定特典付き】
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天使の囁きは悪魔を堕とす 【電子限定特典付き】

五月女えむ

「あの世」のビジネスマン

2018年8月3日
腹上死して、死後の世界で天使になった星内×悪魔になった黒石。死後の世界は「あの世」と呼ばれ、天使と悪魔がいてそれぞれカンパニー化している設定。ギスギスしてなくてなんだか居心地よさそうな(笑)生前はただの同僚だった星内と黒石。一度だけ関係を持ったらまさかの腹上死。腹上死が死因のBLって斬新。黒石がほんとにいい人で、そんな黒石が好きでたまらない星内。星内の執着ぶりがすごくよかったです。あの世であっても二人が幸せになってほんとによかった。もうひとつ、二人に関わってきた監査部の天使有馬×植物園の管理をしている悪魔佐伯のお話もあり。悪魔嫌いの堅物天使と物腰柔らかな悪魔。佐伯の死因が切ない。天使と悪魔の適性は性格や性質ではなく体質(生まれ持った星や因縁?)で決まるので、黒石も佐伯も天使っぽいのに悪魔なのがちゃんと意味があって面白い。全体的にエロ多め。もっと彼らを見たかったので続編読みたいです。
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