生贄投票
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生贄投票

江戸川エドガワ/葛西竜哉

シュプレヒコールの波(評価変更)

2018年8月3日
一巻を読んで「またこう言うデスゲームものか…」と思っていたんですが、三巻から「あれ?デスゲーム的な方向性のものじゃないのかも?」と一気に読んでしまいました。所謂学校でのデスゲーム系の漫画とは方向性が全然違います。犯人はちゃんと実在する人間ですし、動機もはっきりしている。あとあんまり「投票してほしくなければ脱げ」みたいな不要なヱロ描写もあまりないです。全七巻ですが二部構成となっていて、どちらも面白かったです。「誰が、なぜこのような事件を起こしたのか?」というミステリー要素もあり、そこも面白かったです。二部に関しては割と早めに犯人が解ってしまいました。でも謎解きはオマケみたいなものなので、分かった上で読むのも面白いです。あと、とあるシーンでレビュータイトルのあるものを思い出したのは私だけでしょうか?一巻~二巻を読んでダメだった方、騙されたと思って三巻まで読んで欲しい。きっと私が騙されたように、あなたが想像しているような作品ではないと思うから。(令和3年11/12追記↑)

うーん、なんだろうなぁ、王様ゲームでしたっけ、そこら辺から始まったこういうデスゲーム的なマンガ、まだ流行ってんの?っていう感じです。
なぜか一巻を買ってしまったんですが、返品したいくらいです。これのどこに購買意欲というか、続きが気になる!みたいなことを感じる人がいるんだろう。
まぁ一体誰が主催者なのかとか、気になるはなるんですが、どうせ~~じゃないの?みたいなうがった目で見てしまうのは、こういうマンガの元ネタの小説を何となく中高生のときに読んでた(正確にはネットで流行ってた)から、覚めた目で読んでしまうのかもしれないです。
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