きみは僕の嘘
」のレビュー

きみは僕の嘘

四宮和

作家様買いです😄

ネタバレ
2018年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ デビュー作の《心情呼吸》が良かった作家様の新刊❗

義兄弟の弟侑李×兄光基。
血の繋がらない家族の中で、自分を受け入れてもらえるように、自分の気持ちを隠し、人生に遠慮して生きてきた光基。

とあることから、光基に対して、衝動的に、独占欲と嫉妬にかられ、自分の光基への想いに気づく侑李。

それからの、甘えた侑李の成長が良かったなぁ😊
自分の気持ちを押し付け甘えるだけでなく、光基を支えられる存在になりたいと…。人として男としての成長を感じました😊

そんな侑李のまっすぐな気持ちと成長、理解ある家族の後押しで、ようやく、自分の人生、やりたいこと、気持ちに向き合えた光基。

何というか…二人の恋愛も有りなんですが、どちらかというと、家族の絆とか、人としての成長とかいう部分が大きい作品のように感じました。

前作同様、少し仄暗い雰囲気を感じる作品ですが、私は、作家様の作風、嫌いじゃないです。次作も楽しみにしたいと思います😊
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