このレビューはネタバレを含みます▼
田村先生の絵柄がデカ目のモロ少女マンガじゃなかったら、男性読者を得てもっともっと売れただろうに、そこだけが残念。正直、最近少年誌で流行りの凄惨なだけのサバイバル漫画なんて足元にも及ばないほど骨太で面白い作品です。一つ一つのエピソードが独立した作品として出せるほど多彩。個人的には、サバイバルものの王道・夏のAチーム編と龍宮シェルター編、美しく悲しい冬のチーム編がお気に入りです。ただ、やはり35巻プラス外伝は長かった…。佐渡に渡ってからはダレてきた部分もありましたが、もちろん最後まで付き合いました。大好きな漫画の一つです。