黒曜の災厄は愛を導く
」のレビュー

黒曜の災厄は愛を導く

六青みつみ/カゼキショウ

伝わらないもどかしさがいいです

ネタバレ
2018年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんは BL要素がはいってなくても フアンタジー小説としてとても面白いと思います。その中でも 特にこの物語は気に入っています。
アキはハルカを能天気のおばかさんと考えていて うざったく思ったり うらやましくて嫉妬してしまったり いなければいいのにとさえ思ってしまったり けれどもつい助けたり面倒をみてしまう。正義感が強くて 間違ったことはしたくなくて でもいろいろ葛藤しながら 時には妥協して強く生き抜いていく たくましい子です。
お互いに好き合っていながら どうにも伝わらなくてのすれ違いっぷりに 読んでいるこちらはやきもきしながら 最後はハッピーエンドで終わりほっとしました。
もう一冊 レンドルフからのほうと合せて読むと なるほどな~と よくわかりますので おすすめします。
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