愛くるしくも毒のある謎の生命体

2018年9月11日

シュールなナンセンスギャグ・そして哲学。奇想天外だが人間くさいキャラクター達。大衆化してシニカルさが薄れていったちびまる子ちゃんに対して、その隙間を突いたように責めた内容の本作。個人的にはその最たるものが｢問答えんぴつ｣の回で、作者の頭の中は一体どうなってるのかと強烈に印象に残っています。もうメルヘンの国のその後を見ることはできないんですね。さくらももこさんの安らかな永眠を願います。

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オーマイK さん

(女性/40代) 総レビュー数：161件

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