フォロー

0

総レビュー数

22

いいねGET

30

いいね

6

レビュー

今月(5月1日~5月31日)

レビュー数0

いいねGET0

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • ゴールデンカムイ

    野田サトル

    またあの人ですか。
    ネタバレ
    2024年1月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初期から長年愛読しています。近年色んな漫画が世間を賑わせておりますが、他の追随を許さず、ここ10年間不動のナンバーワンです。綿密取材によるグルメやアイヌ文化関連を取り上げられがちな金カムですが、この漫画の真髄は、随所に出てくる強烈キャラにあります(個人的見解)。命懸けの金塊争奪戦で本筋はかなり殺伐としているにも関わらず、彼らのおかげで悲壮な雰囲気などほとんど感じません。どぎつい下ネタとバイオレンスのオンパレードで、ムキムキの軍人なのにどこか乙女思考だったり、鶴見陣営や、刺青脱獄囚も多種多様な変態揃いで枚挙にいとまがない。もうこんな漫画当分出会えないでしょう。自分としては月島贔屓だしハラキリショーもある樺太編が1番好きです。

    実写かぁー。必要性を感じない。本当に節操がない。上澄みさらった2時間のコスプレショーをわざわざお金を払って見たい人も世間にはいるのでしょうが、CMすらこちらの視界には入らないで頂きたい。まあ姉畑支遁と江渡貝くんと宇佐美を忠実に再現してくれるなら翻意するかもしれない。
  • 東京卍リベンジャーズ

    和久井健

    なるほど。
    ネタバレ
    2023年1月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こういうラストだったんですね。
    まあタイムリープという飛び道具を使っているからには、この作品はファンタジーなんですよね。後味悪いよりはスーパー大団円のがそりゃ気持ちのいい帰結ではありますが、こりゃ賛否出るのは仕方ない。1〜30巻にわたるあのドラマは一体何だったのかと。久しぶりにほぼリアルタイムで追った漫画だったけど、ラストは夢オチに近い変なモヤモヤが残ってしまいました。
    でも最後にドラケンエマちゃん良かったね。
  • 姫君の条件

    朔野安子

    懐い
    ネタバレ
    2022年7月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 別雑誌の特集でお名前を拝見して、アレ?なんか見たとこある字面だな、と思って飛んだらやっぱり姫君の条件の作者の方で、しかも無料。タイムリーでした。
    精霊が守護する国の、今で言うところの異世界ファンタジーになるのか…。SF・ファンタジーに強い花とゆめ系でもここまでがっつりなのは当時少なかったのと、疫病や貪婪(だっけ?)をも懐に入れてしまう無鉄砲で男前なダリアン王女が強烈ヒロインだったので、結構詳細に覚えてます。たんぽぽミルチェがかわいい。個人的にはメインのキールよりザガリード殿下推しでした。これ、アニメ映えしそうなのにな。知名度がな…勿体ない。
  • 女ともだち(一条ゆかり)

    一条ゆかり

    母からもらった漫画
    2021年3月23日
    何度も読み返しても、この短い巻数にあれだけのボリュームが感じられるのはさすが。生真面目で不器用ながらも媚びないヒロイン菜乃には好感が持てます。同居する派手でいいかげんな女優の叔母を反面教師に、手堅い人生設計をしていたヒロインだが、運命のイタズラで180度ひっくり返ってしまうという…。芸能モノだしゴージャスでいいです。
  • 女の園の星

    和山やま

    続き待ってます。
    2020年12月23日
    声に出して笑った、という触れ込みがよかったですね。読もうという気が起きました。
    なんか懐かしいというか佐々木倫子氏を彷彿とさせる絵柄で、間とか空気感も近いです。
    最近目が滑るというか、漫画が全然読めなくて、せっかく買った鬼滅の刃もゴールデンカムイと暁のヨナの続きも積ん読状態で、読む漫画といえばトイレに置いてある見慣れた岡田あーみんとレベルEと今日から俺は!!くらいだったんですが、これ、ちょうどいいです。トイレに置いとくのに。ここにレビューで書くのもなんですが早速本屋で買ってきました。良いリハビリになりそうです。
    いいね
    0件
  • 彼方から

    ひかわきょうこ

    良質な異世界ファンタジー
    ネタバレ
    2020年7月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 異世界トリップものは数あれど、彼方からのように初め言葉が通じない物はあまり見ません。徐々に言葉を覚え、心を通わせていく二人は微笑ましく、ヒロイン・ノリコがこの世界で与えられた役割に気づき、イザークから離れようとするシーンは切なさMAXです。可愛いらしい表紙からは想像するべくも無い、ハードな戦闘シーンやバラゴのようなイカついキャラが味方主要キャラとして活躍するという、なかなか希有な少女漫画です。
  • 彼方のアストラ

    篠原健太

    良作
    2020年5月2日
    スラムダンクの再放送を見ていて、ふとこの世にスラダンより面白い漫画ってあるのかな、と思って色々検索かけてたらこの漫画と出会いました。
    SKETDANCEの作者なので絵がキレイ。
    最初「11人いる!」みたいな漫画だなーと思って読んでましたが、設定が細かく色々捻られててよかった。同系の「テラフォーマーズ」はまずGが無理なんで受け付けなかったんですが、こちらはサスペンス要素を含みつつも明るい青春群像SFですっきりと読み終えました。新しい漫画から少し遠ざかってましたが、良作と出会えました。
    いいね
    0件
  • スキップ・ビート!

    仲村佳樹

    焦れとショウビズと敦賀蓮を楽しむ漫画
    ネタバレ
    2019年12月13日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ショウビズラブコメディ。ありがちなシンデレラストーリーではなく、昭和感漂う古風なヒロインがきちんと下積みを経て徐々にステップアップしていく様が見ていて気持ちがいいし、おもしろい。長期連載でなければ不可能な内容です。ただ、ヒロインやその相手の気持ちの代弁を担っている社さんやモー子さんのモノローグが割と頻発するので悪い意味で説明係になってしまっていて、長い連載期間中この5、6年は特にそれが際立ちます。同じ説明でもローリィ宝田は俯瞰で結構いい味だしてるんですが…。敢えてキャラクターに解説させることで頭を使わずに読めますが、ページは嵩んで展開が遅くなる。されど完結してしまっても寂しいし、もはやそれもこの漫画の持ち味の1つなのかも知れません。キャラクターの性格上必要な係でもあるのでその点がいつもモヤモヤしながら読んでます。十うん年購読し続けているからこその、ちょっと辛口レビューをさせて頂きました。
    いいね
    0件
  • こどものおもちゃ

    小花美穂

    ばいぶる
    ネタバレ
    2019年7月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大昔初めて買ったりぼんに第1話が掲載されていた思い出の作品です。何でも吸収する超子供時代に読んだので今でもこれで覚えた言葉とか言い回しとか不意に出ちゃいます。人格形成にまで影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。ギャグも古くならなくて今読んでも全然笑えるし、セリフの間みたいなものがきちんと表現されていて脳内再生が非常に楽。後半のシリアス部分はさほど読み返さないんですが、たまに読むと子供の頃は全く分からなかった直純くんの魅力がよくわかるんですよね。なので人づてに聞いた数年後の直純くんのことは聞かなかったことにしてます。あえて続編短編は読みません。
  • よりぬき東京スーパーシーク様!!

    さぎり和紗

    勿体ない
    2019年2月27日
    絵は綺麗で見やすく、設定も非常に面白いと思いました。が、ギャグが私には全く合わず、3話途中までが限界でした。その後からが面白いというなら申し訳ないですが、パロディを効果的に使えているとは言い難く、既視感のあるキャラクターも本家には遠く及ばない、正しく漫画の漫画という感じで、あのビートルズもしかり、個人の主観ですが、全体的にスべっている印象が否めないです。設定が面白いだけに勿体なく感じました。
    いいね
    0件
  • おまけの小林クン

    森生まさみ

    懐かしい!
    ネタバレ
    2018年11月14日
    このレビューはネタバレを含みます▼ リアルタイムですごい読んでました。無料版読んでついつい4巻も購入。でも思い返すとホントに面白かったのは7巻までかなー、と。あげはや燕先生の出現は正直蛇足でした。単行本を熟読していたのはやはり7〜8巻までで、あとはLaLa買ってたのでそれで済ませちゃった記憶があります。結局ダラダラ続いちゃって、中盤のまだ勢いがあった頃に小林くんの過去を投入すべきだったと思います。あとは、4巻の番外編。吹雪ちゃん=グウィネス・パルトロウ。他の方も書かれてますが、私も昔これで「恋におちたシェイクスピア」見たくちで、こちらはハッピーエンドなのでとても読後感がいいです。
    いいね
    0件
  • 春の呪い

    小西明日翔

    絵柄のインパクト
    2018年9月11日
    話が良ければ絵の美醜はそれほど拘らないのでめったにパケ買いってしないんですが、なんか癖があるんだけど絵が好きで買っちゃいました。くっきりしてて、コナンと福本伸行となんかの少女漫画を足して3で割ったみたいな。
    最初「来世は〜」の方が広告バナーかなんかで目に付いたんですが、とりあえずこっちから読んでみることにして。まあまあ良かったです。丁寧な心理描写で、昨今の漫画は文字で説明し過ぎるきらいがありますが、字数は多くても無駄がないのでよくまとまっている印象です。
  • COJI-COJI

    さくらももこ

    愛くるしくも毒のある謎の生命体
    2018年9月11日
    シュールなナンセンスギャグ・そして哲学。奇想天外だが人間くさいキャラクター達。大衆化してシニカルさが薄れていったちびまる子ちゃんに対して、その隙間を突いたように責めた内容の本作。個人的にはその最たるものが「問答えんぴつ」の回で、作者の頭の中は一体どうなってるのかと強烈に印象に残っています。もうメルヘンの国のその後を見ることはできないんですね。さくらももこさんの安らかな永眠を願います。
  • 怪盗セイント・テール

    立川恵

    ジャンヌより断然St.テール派
    2018年7月24日
    小さい頃だったのでアニメから入りましたが、当時みーんな夢中だったセーラームーンよりも好きでした。主題歌も松雪泰子に松田聖子と、今考えると何気に豪華な顔ぶれ。シスターが教鞭をとっているということが当時なんとなく疑問でしたが、所謂ミッション系の学校だったんだと後年理解してちょっと憧れたり<('∇')>。今読むとツッコミどころ満載ではありますが、それはルパンやキャッツアイも然り。怪盗モノの系譜に連なる少女漫画らしい可愛いお話です。
    ガラケー時代に購入した分は飛んだので再度購入検討中。
    いいね
    0件
  • 陛下と殿方と公爵令嬢

    火崎勇/周防佑未

    よかった
    2018年6月1日
    一冊完結のヒストリカルものが読みたい。でも閨事一色のヤツは嫌だ。こちらはそれに合致した作品でした。なっかなか思いが伝わらず切なかったです。こういうの求めてました。やはりそこに至るまでのプロセスが大事だと思います。ギャグとかストーリー上必要なら別に苦じゃないんですが、何ページもあるとどうしても億劫になって斜め読みですっ飛ばしてしまいます。王宮とか貴族とかドレスが大好きなので、数多ある作品の中、今回は当たりでした。
  • 7SEEDS

    田村由美

    壮大
    ネタバレ
    2018年6月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 外伝も読んで参りました。これで本当に完結なんですね。7巻が出た頃から買い集めたので、足かけ何年なのかは不明ですが、長すぎて紙媒体から電子に切り替えたり、作中の文明レベルが微妙に変化してしまうくらい長かったです。もう最後の方はちょっと惰性で読んでましたが、ちゃんと読み終えました。
    設定上荒唐無稽な世界になりそうなのに、きちんと説得力を持たせる作者さんの知識量に脱帽。感嘆を禁じ得ません。最初の頃はキャラクター覚えるのに苦労しました。秋のグループなんかは完結した今も怪しいです。安居はもう少し救いが欲しかった気がしますが、あれが最良の帰結だとも思います。複雑です。夏Aは曲者揃いでしたが、みんなわりと好きでした。贔屓も嫌いも特にいませんでしたが、花はBASARAの更紗とダブります。居れば便利な奴には違いないですが、妙な正義感と中途半端に潔癖な感じがナツよりめんどくさそうです。正直読んでてなんかちょっとイラつくキャラでした。そして百舌は何処に…。とにもかくにも面白い事に変わりはありませんが、読み返す気力は当面ありません。それくらい大作だった思います。
  • OZ 完全収録版

    樹なつみ

    私的には樹なつみ史上最高傑作
    ネタバレ
    2018年6月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ SF・ミリタリーもの。少女漫画とは思えない骨太で壮大なストーリー。果たして機械は人となりえるか。
    もう何年も前、平積みになったこの完全版の表紙が目がいき、吸い取られるように手に取ってレジへと直行した所謂ジャケ買いです。
    しかし、ページをめくればもうSF映画さながらの世界です。ムトーの魅力は言わずもがな、当時にしても結構古い漫画だったのに世代違いの漫画を読んだ時のあちゃー感は全くありませんでした。それからは掘り起こしです。母が何作か樹作品を持っていたので主要なものは一通り読みましたが、本作を越えるものは正直なかったように思います。絵もこの頃が一番見やすくて美しいです。樹作品には、作り込まれた繊細で美しい男性陣・硬質な作風とは裏腹に、何故かおつむが軽く顔もテキトーな若い娘が一人は絶対出てくるんですが、ozに関しては、イーリャは番外編なので外して考えるとして、妙齢の姉妹が生き生きと描かれています。手持ちの中でもかなり読み返している作品で、もっと多くの人に読んで欲しいです。
  • キス&ネバークライ

    小川彌生

    アイスダンス
    ネタバレ
    2018年1月21日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 浅田真央ちゃんが全盛の頃に読んでました。未知の世界であるリアルなスケーター事情が垣間見れたような気になれる作品です。男女ペアのビミョ~な関係、恋愛、スポ根とテーマは多岐に渡りますが、ショッキングで重ーい展開も待ち構えています。主要キャラ二人はちょっと暗めで感情移入しにくいキャラなので、晶さんの明るさや俗っぽさが救いになっていたと思います。二億四千万やモモの本名ネタのところ好きです。
  • 真白き雪の降るごとく

    天ヶ森雀/うさ銀太郎

    ちょうどいい。
    2017年10月10日
    この手の小説の中にあっては結構読みごたえがありました。閨事も淡白でよい。何もなくても味気無いけど、三度も四度もねっとりやられると、いいから話進めろよ。ってめんどくさくなってしまうので私はこれぐらいがちょうど良いです。
    ヒロインが好奇心旺盛な化学オタクのツンデレというあまり見ないタイプで新鮮でした。
    ミステリー要素の強いお話で、ぽっちゃり従者が大活躍します。
  • キングダム

    原泰久

    ついに手を出してしまいました。
    ネタバレ
    2017年10月10日
    このレビューはネタバレを含みます▼ アメトークを見てからふつふつと読みたい気持ちが膨らみつつも、長いから悩み悩んで気づけば大台の50巻も見えてきてしまう巻数に…。これ以上出遅れると一生読まないかもしれない…と思いきって読みました。ああ、案の定止まりません。
    キャラクターが皆魅力的です。私はキョウカイよりもテン派。好きなのはヨウタンワ様と昌平君。この後、どんなドラマをもってして昌平君が楚へと翻意していくのか気になるような怖いような…。
  • 暁のヨナ

    草凪みずほ

    逆ハーレム物と敬遠してた自分に北斗百裂拳
    2017年10月1日
    本作が発売された頃、特に白泉社は所謂恋愛SLG系のコミカライズだとか類似のものが量産された時期で、すっかり辟易して食わず嫌いしておりました。東アジア風ファンタジー。姫とか貴族とか大好物です。早く読めばよかった。
    『ふしぎ遊戯』『BASARA』『十二国記』『彩雲国物語』。これらどれかが引っ掛かれば間違いなく楽しめるのではないかと。しかも比すると圧倒的に読みやすい。もちろん作者さんの漫画的な技量の高さもありましょうが、上記の主人公は、突飛だったり人間味が薄かったり、卑屈、小賢しいなど、共感しづらい部分も多かった。しかし本作の主人公ヨナは王女という設定ながら、そういったパーソナル面において読者にあまりズレを感じさせず、仲間思いの努力家で好感がもてます。ハクをはじめ男性陣も皆それぞれ魅力的で、政、軍略、恋愛と、簡単過ぎず難解過ぎないストーリー。一気読みしたせいもあるかもしれませんが、長編にも関わらず中弛みもなく飽きさせません。最初の頃のツラい展開を乗り切れれば、あとはスルスルッと読めます。次巻が楽しみです。
  • とりかえ・ばや

    さいとうちほ

    華やか
    ネタバレ
    2017年5月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 短い古典原作をうまくふくらませて、王道の少女漫画を踏襲しつつ、サスペンス要素を取り入れ、ゲスい部分を薄めて華やかで美しく描かれています。どう着地するのかは作家次第ですが、おおまかな結末はわかっているだけに沙羅と帝カップルのじれったいこと。

    完結したので再編集。リアルタイムで追っていたのでじれじれを充分に堪能致しました。最後はスーパー大団円\(^o^)/