涙雨とセレナーデ
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涙雨とセレナーデ

河内遙

非恋愛体質JK、Tトリップして大正時代へ

ネタバレ
2018年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料で読んだ一巻が面白かったので、二巻を購入しましたが挫折しました。
主人公の高校生・陽菜は、曾祖母からもらったネックレスをつけていた幼いころに出会った男の子の夢をよく見る。最近では曾祖母の回復を願って、またそのネックレスを願掛けで身に着けるようにしていた。授業中にあたりが急変したと思ったら、そこは大正時代で、あの男の子によく似た青年が目の前にいて。。。
いわゆる女子高生がタイムトリップした先で恋に落ちるラブコメです。ただ、主人公のJKが根っからの非恋愛体質で、青年に惹かれていることよりももとの時代に戻ることを優先しているのであまり恋愛ものっぽくありません(自分とそっくりな青年の婚約者と入れ替わっているため身を引いているという事情もありますが)。性格や行動がサバサバ、がさつすぎて、きれいな着物も着せてももらっても無反応、主人公としての魅力が感じられませんでした。この時代に残って富豪の跡取りである青年と結ばれる未来が全く想像できず 続巻購入はしないことにしました。
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