このレビューはネタバレを含みます▼
映画化されるということで5巻まで読みました。
「玉川上水とか陸自駐屯地で亡くなることが 人に自慢できる死に方」と言っている主人公が書いた小説に、どうして小説家達がこぞって「生き方の正解を教えられた」「人間ここまでかっこよく死ねるのか」と泣きながら感動するのか、私にはわからないです。
奇抜な小説ということで評価されているというなら、100歩譲って、「そっか」と思えるのですが。
あと、本棚の下敷きになって亡くなった方はいらっしゃるので、本棚を倒すのは止めてほしい。
パイプ椅子で人の頭を殴ったら死んでしまいます。
これがギャクマンガなら何も言いません。
人の鞄の中を勝手に探るとか、個人的には受け入れにくいことが多かったです。。
夜中に自分の鞄を勝手に探られてるのを感じながら、疑問に感じない編集者とお友達のリカちゃん。
自分が本棚の下敷きにされそうになっても主人公を受け入れる編集者も不思議で、誰も疑問に思わない設定が不思議でした。
リカちゃんは器が大きいのか、嫌われるのが怖くて「それはいけないよ」と伝えられないのか。