幻惑の鼓動
」のレビュー

幻惑の鼓動

吉原理恵子/禾田みちる

ホラーで転生物

ネタバレ
2018年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『主人公の持つ潜在能力は未知数、なおかつ本人は無自覚の人タラシ。みんながみんな主人公大好き』という 吉原先生あるある な作品です。最初のうちは神生・塔谷・天野の三家の設定にあたふたしましたが、葉月が御柱に立ったあたりから目が離せなくなり、気がつけばドップリ全巻購入してました。エッチなシーンはほとんどないけれど、執念・固執・嫉妬などのドス黒い感情の中にエロさを感じます。私は晃一と葉月の『永遠の縛奴』関係が一番好きです。連載から20年以上の月日が経ち禾田先生の原稿もデジタル化、だんだんと絵柄が雑になってきている気がします。そこが今の気がかりな点です。
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