君にはふれると鳴るとこがあって
」のレビュー

君にはふれると鳴るとこがあって

早寝電灯

祭りの情景

2018年9月26日
とある地方の町を舞台に、対人関係を苦手に思う灯司くんと逆に人との距離が近い樹くんの縁が繋がります。冒頭から祭りの情景や里山の空気をたくさん感じられて、物語の大切な要素を形作っているよう。電車や学校や里山の中で二人の心がどんどん近付く様子が本当に瑞々しくて、もっと長く見つめていたい気持ちです。描き下ろしのタイトルの付け方も素敵。内容も雰囲気がとても良くて大満足でした。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!