COLD
」のレビュー

COLD

麻生ミツ晃/木原音瀬

面白くものすごく泣いたけど、終わり方が…

ネタバレ
2018年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 罪悪感を抱え攻めが記憶を取り戻すのに怯える受けと、記憶をなくしても前向きに生きる攻めのお話。
2巻で2人がお互いのことを曝け出して、やっと両想いになれたのには泣きました。よかったねって。その後の2人の幸せそうな日々もこちらまで幸せになるようでした。
3巻、攻めの記憶が戻って、元の最低な彼にもどってからは見てられませんでした。記憶を無くしていた間の彼らを知っているからこそ、そこまでする?と。
あの過去があるから仕方ないにしても!あんなに幸せだったのに、なんで?って別の意味で泣きました。

結末がこれで記憶喪失の間に負けないくらい、甘く幸せに戻ってくれればまだよかったけれど、一応くっ付きましたみたいな終わり方で、せめてもの救いにその後の甘い日々の描写が欲しかったなと個人的には思いました。
面白かったけど、心が痛すぎてもう一度読めない作品なので、星4。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!