めぐり逢いを待ちわびて
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めぐり逢いを待ちわびて

デイ・ラクレア/汐宮ゆき

正にめぐり逢いを待ちわびて

2018年10月2日
身震いするような悲しい決断。若さゆえの過ちなんて全ての人間にあること。そんな間違いについてくる結果にどう対処するのか、人それぞれとは思うがやっぱり自分優先で処理しようとするのは必定。それを誰も責められないでしょう。それほどに人間社会は住み辛いといえるのです。それでも何かしらの対処をしたい。当時は無理でも、時間が経過すれば人も変わる。この場合は子供も成人し社会生活を送ることができるようになり、全てを親に頼らなくてもよくなる。そこからの決行。主人公のアナライズという名はとても意味深長です。
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