カルト宗教信じてました。
」のレビュー

カルト宗教信じてました。

たもさん

作者さんの…

ネタバレ
2018年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 25年持ち続けた信条を「カルト」呼ばわりしているところに、作者さんの悪意というか憎しみを感じますね。

色々とあれはダメこれはダメって言われたり、
信者の中でもそれ以外の世界の中でも、どう振る舞えばいいのかを「自分」で決める勇気がなくて苦労されたんだろうなというのはわかりました。

でも、最初から最後まで、母親を含め人から影響受けてばかりで、自分自身が腑に落ちるまで、理性的に納得できるまで、盲信ではなくこれは信じられるんだといえる根拠を掴むまで、宗教そのものの教えに自分できちんと向き合っていなかったから、どっか自分は洗脳されたんだ、被害者なんだ、みたいな感覚になってるんだと思います。
人を頼りにしてるから、人に注目しているから不安定なんですよ。
そういう作者さんだって、他の真面目な、あるいは迷える信者さんに対して、どんな影響を与えてきたんでしょうね?
その信仰を続ける励みを与えてくれる存在だったのか、集まりでは信じてるフリ、集まりの外では信条を守らない…って風に、表裏使い分けてもいいんだ〜と疑念を与えて他の人の信仰を脅かしたのか。

でも、作者さんがやっと自分の納得いく生活を送ることができるようになったのは良かったと思います。強制されて幸せにはなれませんものね。
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