このレビューはネタバレを含みます▼
””声はして涙は見えぬ。。。””の破天荒な弟のお話です。名前を聖人って言うんですが、名前の清さからは かけ離れた性格で、まぁ、でも こういう大金持ちのお家柄に生まれると、そして、義母兄までいて、（その義母兄弟のお話は”声はして。。。”です。）まだ 若くて、色々なしがらみを抱えて、頼る父母も亡く、祖母は生死を彷徨っていて、という境遇なので 可哀そうって言っちゃぁ、可哀そうなんですが、ね、破天荒なんですよ、ほんと。私は 彼が 不憫でたまんなかったんですけど、聖人が やっと 幸せになれそうなんで、ほんと 嬉しいです。彼が パートナーの肩にもたれて大粒の涙を流すシーンが最後のほうにあるんですが、鼻の奥ジーンとしました。ウノハナ先生、ありがとうって思いました。ほんと やっと、ついに やっと 彼が 心から信頼出来て、一緒に笑えて、泣いて、な、パートナーに出会えて、感無量です。そして、まぁ、ウノハナ先生も後書きで描いてらっしゃいますが、エロいシーンを グイグイ詰め込んでくださって、そのことにも ありとうございますって言いたいですね。この一冊を読むだけでも 無茶苦茶 読み応えはありますが、せっかくですので、義母兄の恋バナも読んで下さい。兄弟でも まったく 性格の違う二人ですので、全く違う恋の仕方をしていますよ。
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