初めて恋をした日に読む話
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初めて恋をした日に読む話

持田あき

共感の嵐

ネタバレ
2018年10月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ この漫画はただの恋愛漫画ではなく、仕事、女としてのリミット、親からの重圧など色んな要素が詰まっています。
毒親からの毒を浴びながらも自立せず、やる気なくバイトをして、だらだら酒を呑んで残りの時間を消費して、恋愛下手で誰も本気で好きになったことがなく、年齢を重ねることに多少の焦りは感じているけど本気にはなれない主人公。
これって、美人なこととハイスペいとこを除いてほぼ私だし、こういう人、たくさんいますよね。
すごくリアルな設定で心に刺さります。
でも、物語はじめはダメダメなアラサー女だけど、仕事が面白いと真剣になってからの主人公はカッコいいです。憧れます。
現実でも人間味がある先生って生徒から人気だし、影響力もありますよね。
私は今は講師の仕事はしていないけれど、取り繕った自分ではなくてダメなところも開けっ広げにした毎日を送っていきたいな、そうしたら何か開けるかなあと感化されてしまいました。
そんな感じで、お酒のお供になる漫画だと思います。
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