恋愛過程は薄いがファンタジーとしては好き





2018年10月26日
吸血鬼がテーマのがっつりファンタジー作品はさすが藤田まぐろさんだなと思いました。
ケロちゃから好きな作家さんなので、ずっと変わらずな絵柄に懐かしさを感じられますが、決して上手いとは言えないので初見さんほど好きになれないかもしれない…と感じるのは残念です。
でも昔の方が目が大きい絵だったので、大人向け作品を描くにあたって若干大人っぽい絵を描こうとしたのでしょうが、やはり基本が子供っぽい絵柄なのでそこはしょうがないですね…。
鼻の描き方などバランスが崩れているように見えるのは残念です。
肝心のストーリーですが、吸血鬼なのに心優しい主人公ミアと、人間の青年クライヴの種族を超えた恋物語です。ステキな設定!だと最初は思ったのですが。
恋愛過程が思っていたよりも早くて少々ガッカリしてしまいました。
彼はミアを助けたあのくだりだけで好きになっているし、彼女は助けられたあのくだりだけでクライヴを好きになっている…。
恋愛過程をゆっくり描く他作品の場合まだまだ「ちょっと気になる」程度で恋と自覚するには程遠い気がする段階で彼女達は互いに求めあっていた気がします。
まして相手は種族が違うのに、そんな簡単に好きになっていいの?葛藤とかないの?と思ってしまいました。
姉様達のせいでちまたでの吸血鬼の噂は最悪ですしね…。
その後クライヴは姉に唆されてミアに不信感を持ち、そこへ大切な親のような存在を殺されてしまいそれをミアのせいだと勘違いして恨むような描写がありました。
それで一時的に2人は距離が離れていましたが、いざ再会すると「ミアがやったんじゃなかったんだな」といってあっさりラブラブに…。
じゃああのやり取りはなんだったんだ?と正直思ってしまいました。そんなあっさり信じれるなら、最初から信じとけよ、と(苦笑)
その後も敵対した姉に陥れられたりとなんやかんや…ファンタジーなのでなんでもありな感じで進行する物語に少々飽きてきてしまいました。
2人の純愛な感じはすごく好きなのですが、相手の為なら死んでもいいってほどの愛がどこから生まれたのか疑問でどうしても入り込めない部分があったのは残念です。
もう少し恋愛過程を丁寧に描いてほしかったです。
まして他種族だなんて受け入れ難い存在との禁断の恋なのですから…。
それでも普通に次巻も買おうかなと思う程度には面白いので、さすがファンタジー作家。
ケロちゃから好きな作家さんなので、ずっと変わらずな絵柄に懐かしさを感じられますが、決して上手いとは言えないので初見さんほど好きになれないかもしれない…と感じるのは残念です。
でも昔の方が目が大きい絵だったので、大人向け作品を描くにあたって若干大人っぽい絵を描こうとしたのでしょうが、やはり基本が子供っぽい絵柄なのでそこはしょうがないですね…。
鼻の描き方などバランスが崩れているように見えるのは残念です。
肝心のストーリーですが、吸血鬼なのに心優しい主人公ミアと、人間の青年クライヴの種族を超えた恋物語です。ステキな設定!だと最初は思ったのですが。
恋愛過程が思っていたよりも早くて少々ガッカリしてしまいました。
彼はミアを助けたあのくだりだけで好きになっているし、彼女は助けられたあのくだりだけでクライヴを好きになっている…。
恋愛過程をゆっくり描く他作品の場合まだまだ「ちょっと気になる」程度で恋と自覚するには程遠い気がする段階で彼女達は互いに求めあっていた気がします。
まして相手は種族が違うのに、そんな簡単に好きになっていいの?葛藤とかないの?と思ってしまいました。
姉様達のせいでちまたでの吸血鬼の噂は最悪ですしね…。
その後クライヴは姉に唆されてミアに不信感を持ち、そこへ大切な親のような存在を殺されてしまいそれをミアのせいだと勘違いして恨むような描写がありました。
それで一時的に2人は距離が離れていましたが、いざ再会すると「ミアがやったんじゃなかったんだな」といってあっさりラブラブに…。
じゃああのやり取りはなんだったんだ?と正直思ってしまいました。そんなあっさり信じれるなら、最初から信じとけよ、と(苦笑)
その後も敵対した姉に陥れられたりとなんやかんや…ファンタジーなのでなんでもありな感じで進行する物語に少々飽きてきてしまいました。
2人の純愛な感じはすごく好きなのですが、相手の為なら死んでもいいってほどの愛がどこから生まれたのか疑問でどうしても入り込めない部分があったのは残念です。
もう少し恋愛過程を丁寧に描いてほしかったです。
まして他種族だなんて受け入れ難い存在との禁断の恋なのですから…。
それでも普通に次巻も買おうかなと思う程度には面白いので、さすがファンタジー作家。

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