このレビューはネタバレを含みます▼
雰囲気は好き。ヒリヒリする部分がズレてて自分には合わないみたい。
距離が近づくとまた離れる、アラフォーまで独身でいた二人はなかなか面倒くさい。
真面目に表現されていて現実味がありそうな展開なのに、主人公の柚季が歳の割にふわふわと甘いから入り込めない。20代半ばの子と思えばいいんだけど、たびたびもうすぐ36と出てくるのが邪魔になる。
アラフォーで夢の為に人生を掛けるなら、基礎から学ぶ道を選ばないかな〜。洋一さんは実績のある世界に戻ったから気にならないんだけどねぇ。
元カノ純ちゃんとバツイチの彼やマフィン屋さん夫妻は、大切な物を掴んでいるから安心出来る。反面、洋一さんと柚季の二人は筋がズレたまま遠距離になって、激務が待ってるなんて一体どうなるんだろう。
芦原さんの作品で人が死なない話は初めてで楽しみなのに、柚季のキャラが弱いまま設定は山盛りで展開に落ち着きが無いのが惜しい。7巻まで読んだけど離脱してしまいそう。