バケモノとケダモノ
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バケモノとケダモノ

蓮地

ボーイズ??ラブ!?

ネタバレ
2018年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中年以上の妙齢の一癖も二癖もあるケダモノ(受)が成り行き上、森の精バケモノ(攻)に助けられ旅の道中を共にし、目的の村に到着する所までが第一巻。

所謂、ボーイズラブの学生物にありがちなキラキラした描写やオジサマ物のまったりねっちりした感じはありません。

新鮮な異文化交流を通し、攻は受と別れ難くなりそのまま行動を共にする、絆され攻、とでもいうのでしょうか?行動や感情の描写が都度可愛く、恐ろしいバケモノと言うことも忘れそうになってしまいます。

ケダモノは訳有お尋ね者且つ、ビッチ属性。
見た目がではなく分別無く盛ると言う意味で、ある意味バケモノより読んでいて底知れない怖さを感じる存在です。

受けの感情や人となりが読み取りにくく☆マイナス一。

二巻では、その物足りなさが補完され、一気に話が展開することを望みます。
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