くるみと七人のこびとたち
」のレビュー

くるみと七人のこびとたち

高瀬綾

明るくてほこほこして切ない。

ネタバレ
2018年11月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 小学生のころリアルタイムで連載してたマンガです。大好きなお兄ちゃんを追って、童話の世界の狂ったお話をこびとさんたちと直していく物語。今、こんな夢のあるマンガってなくなっちゃいましたね…。当時は読者から童話を募集して、優秀な作品を書いた人は高瀬先生と童話をめぐる海外旅行へ!なんて企画もあったと記憶しています。
高瀬先生のマンガは、パチパチはじけるキャンディみたいなポップさがあって、でもかわいくて、古い家や小物にクラシカルな暖かみがあって…読んでると元気をもらえます。でも実は切なさもあるのがまたイイんですよね。
他のレビューにもあるように、くるみちゃんとカイル、最終的に別離となってしまったのは仕方がないのですが…なんかなぁなんかなぁ、くうう〜って高瀬先生のギャグ顔でゲンコツどんどん!って気分です。
あの頃のマンガ全部が電子化されてるわけではないですが、高瀬先生のが一番ノスタルジーにふけれます笑。でも贔屓目なしにもおもしろいマンガですよ。
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