俺が両性なんて認めない!【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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俺が両性なんて認めない!【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

カノンチヒロ

5冊目。子ども編は期待と違い悲しい

ネタバレ
2018年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズ5冊目からは子ども編。
前作の約20年後の三上家は、フミは産婦人科医となり光・桐・円華の二男一女の五人家族。今回の主人公は高3の次男坊 桐です。

シリーズ大好きで、子ども編を楽しみにしていたのに、正直キツくて断念しそうなところなんとか読了。

フミとナオがラブラブだったのは嬉しかったけど、子どもの前でも平気で盛る親になっていて…引きましたよ!

その影響をモロに受けた次男の桐は、グレて自 慰行為すら嫌悪感を持ち、性に対して歪んだ捉え方をしていて。そこに来て18歳で初潮を迎え両性である事を突きつけられて。

心が追いつかないまま元ヤン仲間に襲われ、助けてくれた幼馴染の湊には嫉妬からレ◯プされる始末。桐の人格無視の展開が苦痛なのに、家族はお気楽で賑やかなままのノリはしんどーい!

小さい頃から弟の様に可愛がっていた湊は、一連の事を謝り…。母子家庭で寂しく育った湊は温かい三上家が憧れで、桐の事を一途に想っていた。桐と温かい家庭を持つのが夢だと言う。

桐は湊の暴走を許すのかな。桐が不憫すぎて読んでいて楽しくない!隠していた両性の事も湊は前から知っていて、それも両親の会話からだし、フミとナオにはなんかガッカリ〜。挽回してくれるんだろうけど、タイトル通りでもこの巻は本当に残念でした!!
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