兄貴上等
」のレビュー

兄貴上等

鹿乃しうこ

お色気ダダ漏れの兄貴がすごい(笑)

ネタバレ
2018年11月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 矢井豆家 長男の一楽30歳は、フェロモン大放出の超天然たらしで、小学生時代から園児をメロメロにし中学生で複数のネエちゃん達を手玉に取っていた男。老若男女来る者を拒まず、弟の担任どころか二人の弟にまで手を出すキング・オブ・ヤリ◯ン。こんな節操なしの男が主人公なんてお話にはなかなかお目にかかれません。

その彼の弱点は弟二人。次男 剛24歳フリーター、三男で高1の流生の二人を母亡き後親代わりに育てていて、弟達からも惚れられる男。特に三男 流生はスーパーブラコンで、その更に上行く重症なブラコンの一楽は、流生に対して超過保護な兄貴。そんなブラコン同士の三兄弟の青春家族ストーリーは、兄貴の溢れるお色気の意味もわかりとても楽しい。

1巻にある読み切り「ジェントル・グリーン」植木職人の国際カップルも良かったです。

とても中学生には見えないガッチンと、いつも割りを食っていた次男 剛のお話は、スピンオフで「Punch↑ + 次男上等」にあります。剛くん良かったね〜(笑)
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