このレビューはネタバレを含みます▼
聖女と呼ばれていたヒロインのソフィーヤが冤罪で雪国に流刑され、その領主、ヒーローのマクシミリアンと出会います。マクシミリアンは政略結婚としてソフィーヤを妻に迎えますが、身持ちの固いソフィーヤは始めは抵抗をします。マクシミリアンが意外に正直者で誠実だった為、ソフィーヤもほだされていき、お互い想い合う様になります。それまで大きな事件も無く、ソフィーヤの養父の思惑で連れ戻されそうになりますが、2人の絆が強く大事には至りませんでした。背景に政治的敵対があるものの、2人に直接な危険は無く、サラッと読めてしまい多少物足りない感じはありましたが、主人公2人には好感持てました。