このレビューはネタバレを含みます▼
ネガティブテーマとの事ではらださん好きでも躊躇していた作品。ところがはらださんの引き出しの多さとちょっと変わったキャラを救い上げるはらださんのキャパの大きさに感心させられて、早く読めば良かったと思えた作品。読後鬱々するかと思っていた想像と違って心を打ち考えさせられる話で、痛さなら「よるあさ」の方がキツイかったような。偏見の無い社会になるといいと素直に思えました。
1・2話目「後悔の海・スイメンカ」とても好き。言葉より表情で語るのが凄い!三者に感情移入出来るから切ない。現実生活の方がエゲツない事が起きてるかも。
3話目「ピアスホール」痛い!痛い!怖い(笑)感染や神経障害の危険は無いのかドキドキ。痛みと独占欲の決死の覚悟みたいな絶対真似出来ないゾクゾクする話。
4話目「リスタート」これ凄いなぁ。圧倒された。照れ隠しとか世間体とかで心にも無い事を軽く吐いてしまう事ってあるからこそ怖かった。二人とも幸せになるといいな。
5話目「わたくしたちはバイプレイヤー」これは文武両道才色兼備なハイスペック女子高生が主人公!!女の子視点の話。脇川くんのオチに驚いたのも束の間、腐女子オチ笑える〜全くの同感です(笑)