キライの恋人
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キライの恋人

じゃのめ

短編集 どれも良く全員を好きになれた作品

ネタバレ
2018年12月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編3作で初めの2作は高校生モノ。どれも心の揺れ動きを楽しめる話とても良かったです〜。

表題作は百々地×鳩宿。心のザワつきから「キライかも」と漏らした百々地は、付き合ってみてキライなら友達やめると鳩宿に言れ罪悪感から「キライの恋人」に。

初めて同性を意識し一人グルグルする百々地と、ひたすら恋心を隠し頑張る鳩宿の二人が可愛かった〜。先回りしてアレを用意する程なのにホッペ( *´艸`)そこからのデレっぷり!クリスマスの後日譚は最高でした。プレゼントの対比に笑えてオチも素敵。この二人大学生編とか見たいです。

2作目、家が隣同士の幼馴染 ずっと風馬が好きな日向×堅物 風馬の話。こちらもひたむきで一途な相手にちゃんと自分で辿り着ける話で、1・2作とも丁寧な展開にこちらも一緒にドキドキ( *´艸`)

3作目、御曹司 黒×農家 宗一。これも良くてガッツリドラマを読みたい二人でした。
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