狂王の情愛
」のレビュー

狂王の情愛

富樫聖夜/アオイ冬子

一途で溺愛

2018年12月24日
レビューでヒロインが最後の方病んでると拝見したのでちょっと心配でしたが、読んでみたら大好きな内容てんこ盛りでした!
ヒロイン(王女)もヒーロー(王子)もお互い身内に恵まれていなくて、同じような境遇だったので惹かれあったのですね。
特にヒロインの境遇が酷くて読んでいてツラくなりました…
12歳の誕生日会のシーンでは思わずホロリとしてしまいました(涙)
ヒロインの過去を知ると自分からは何も望まない、全てにおいて諦める性格が形成されてしまったのも納得です。
たくましい・強い女性ではなく、とにかく優しい・包容力がある女性です。
長い間あんなに酷い身内の仕打ちがあったら誰でも憎しみや復讐といった気持ちはもつのではないでしょうか…
むしろ、偽善的なヒロインではなく私は読んでて安心しました!
ヒーローの手によってざまぁ!されているので、読んでいてスカッとします。
ヒーローの一途で深い執着が世界規模なので、これからもヒロインは狂王の手綱を握っている唯一無二の存在として、とにかく甘々に溺愛されて幸せになって欲しいです(*^^*)
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