テンぺスト
」のレビュー

テンぺスト

庄司陽子

ある意味では[事実]か

2019年1月1日
漫画としてなら、取り敢えず『コレはコレ』でかまわないのかもしれない。
事実を素材にしたフィクションだから。
二・二六事件のハナシというよりは、単なる男女のハナシに終始している。

ただ、二・二六事件の実行犯の甘さに関しては、結果的に[事実と大差ない]仕上がりになっているかもしれない。
クーデターを起こすことしか考えていない点が…ね。
その後のことを考えていない。
所詮、政治力を欠いていた。
世を動かすのは力で、それが必ずしも正義と一致するわけじゃ~ないから(いつの世も)問題なわけで……。

作者さんは何を主張したかったんでしょうか???
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!