恋とはバカであることだ
」のレビュー

恋とはバカであることだ

おげれつたなか

3CP収録の短編集

ネタバレ
2019年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読みおげれつさんの短編集。3CP収録、どれも綺麗事じゃない心情や言動がリアルで面白かった。すべて1話+描き下ろしの2話構成。
「恋とはバカであることだ」
20歳のリア充大学生・佐山×32歳の童貞処女・真木。グイグイ来るノンケの若手に押されて慣れてるフリをしてしまった年上ゲイの苦悩。シンプルにごめんに笑ってしまった。こういう子いそうー。二人のジェネレーションギャップやついきつい言い方しちゃう若さが本当にありそうでリアル。真木のクォーター設定活かして欲しかったなあ。
「外面だけは王子様❤︎」
幼馴染み同士、外面は最高なのに秋にだけいじめっ子の潤也×ぼっちの秋。年季の入った好きな子いじめ。独占欲と執着心の塊、潤也の暴君っぷりが容赦ない!大きな子供だなー。このお話が一番好きでした。
「泣けないうそつき」
高校生CP、潔癖な真中×いい子な瀬川。嘘が嫌いな真中は聖人のような瀬川が好きだったけど、というお話。瀬川、健気だな…と思ったら(笑)でもやっぱりいじらしくて可愛いな。
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