このレビューはネタバレを含みます▼
身分がなく出自が不明の幼いリリィを引き取り、大事に育ててきたラルフは、リリィが何者かに襲われたことをきっかけに、リリィに求婚します。リリィは襲われた時に純潔を失ってしまったので、婚約したことは内緒にして欲しいと頼みます。純潔を失っていないと証明出来たら結婚する…そんな何も知らない乙女の台詞を言うリリィが、ラルフに愛される度にエロくなっていき、最後には襲いたくなってしまう気持ちを押さえきれないほどになるのが、リリィの品格が下がってしまったようで残念でした。国王の前でロータス家の長として対峙し、最期の幕引きまでをやりきったリリィが、急に大人になったようで良かったので、余計に残念でした。また、あれだけラルフ中心にストーリーが盛り上がっていたのに、リリィのピンチの時にあまり出番がなく、影が薄くなってしまったのもちょっと残念でした。