受のオメガがとにかくかわいい





2019年1月4日
架空の戦国時代が舞台の、アルファが「山吹」オメガが「白銀」と呼ばれる世界観のオメガバースもの。
よくあるアルファが支配しオメガが虐げられるという理不尽な辛さはないので、オメガバースが得意でない私でも抵抗なく読めました。
ただ受の葉月も攻の傑も不遇の人生を歩んでいて、結構辛い場面も多いです。
が、とにかく受のオメガ・葉月がかわいい!オメガバースものはあまり多くは読んでいませんが、なかなかいないタイプのキャラでは?
オメガとして優秀な双子の弟と比べられ、出来損ないだのはずれだの不細工だのといった中傷に傷つきながらも、わざとポジティブに考え豪快に笑い飛ばし、逆境をチャンスにしようと奮闘する様は痛快でさえあります。
その一方で、幼い頃の淡い恋心を胸に抱き続け、その思いのためにオメガでありながら侍大将にまでなってしまう一途さが可愛くて仕方ありません。
受と攻、お互いに一途に想いあいながらも、育った環境のせいで自分に自信がなく相手の好意をまっすぐに受け取ることができずすれ違いまくりますが、ちゃんと通じあってからのラブラブぶりは読んでて恥ずかしくなるぐらいです。
アルファの包容力で可哀想なオメガを…というのはよく見かけますが、このカップルにおいては受のまっすぐで温かな心と深い懐で、自己嫌悪と猜疑心に疲れ切った攻を包み込んで守り、お互いに支え合って共に生きているという、ある種戦友のようなところもある対等な関係性がとてもいいなと思いました。
狸は必要だったか?とか、葉月の弟を女言葉にする必要はあったのか?とか、ラブラブになってから朝チュンばっかりだな?とか、不細工の定義とは?(挿絵の葉月が普通にかわいいので)とか、葉月の近習・三十郎を度々殴りたくなったりとか、色々思うところはあるものの、是非続編を期待したいお気に入りの一冊になりました。
よくあるアルファが支配しオメガが虐げられるという理不尽な辛さはないので、オメガバースが得意でない私でも抵抗なく読めました。
ただ受の葉月も攻の傑も不遇の人生を歩んでいて、結構辛い場面も多いです。
が、とにかく受のオメガ・葉月がかわいい!オメガバースものはあまり多くは読んでいませんが、なかなかいないタイプのキャラでは?
オメガとして優秀な双子の弟と比べられ、出来損ないだのはずれだの不細工だのといった中傷に傷つきながらも、わざとポジティブに考え豪快に笑い飛ばし、逆境をチャンスにしようと奮闘する様は痛快でさえあります。
その一方で、幼い頃の淡い恋心を胸に抱き続け、その思いのためにオメガでありながら侍大将にまでなってしまう一途さが可愛くて仕方ありません。
受と攻、お互いに一途に想いあいながらも、育った環境のせいで自分に自信がなく相手の好意をまっすぐに受け取ることができずすれ違いまくりますが、ちゃんと通じあってからのラブラブぶりは読んでて恥ずかしくなるぐらいです。
アルファの包容力で可哀想なオメガを…というのはよく見かけますが、このカップルにおいては受のまっすぐで温かな心と深い懐で、自己嫌悪と猜疑心に疲れ切った攻を包み込んで守り、お互いに支え合って共に生きているという、ある種戦友のようなところもある対等な関係性がとてもいいなと思いました。
狸は必要だったか?とか、葉月の弟を女言葉にする必要はあったのか?とか、ラブラブになってから朝チュンばっかりだな?とか、不細工の定義とは?(挿絵の葉月が普通にかわいいので)とか、葉月の近習・三十郎を度々殴りたくなったりとか、色々思うところはあるものの、是非続編を期待したいお気に入りの一冊になりました。

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maia さん
(女性/30代) 総レビュー数:0件
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二人ママ さん
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