不思議な世界観





2009年1月1日
渓谷に浮かぶ空中飲茶飯店では翅膀(チーバン)と言う蝙蝠の羽のような物を着けた茶運師(サウンジ)と呼ばれる人達が中国茶を売買し、そこでを飲みながら仲間と語らったり情報を交換したりする。
負傷した叔父の仕事を継いだ新米茶運師の青年空也は空中飲茶飯店で『来客』である茶藝師の少女、茗に出会い、彼女に興味を持つがやがて『来客』と茶運師の真の意味と役割を知り…
無鉄砲な若者が閉鎖的な世界に風穴をあけると言ったストーリーはありがちなんですが、この作者様独特の世界観に引き込まれ次は次は…と一気に読んでしまいました
一見すると飛行機も飛ばないほど昔のファンタジー世界のようですが、実はどうしようもない所まで環境破壊が進んだ後、苦労して美しい環境を取り戻した近未来の中国が舞台。
良い茶葉は美しい環境の象徴であり、前述の翅膀は高い技術力で造られたエコロジーな乗り物だったりするのです。
最初はこの世界設定が把握し辛かったですが(自分だけ?)、理解したら一気にハマると思いますよ
負傷した叔父の仕事を継いだ新米茶運師の青年空也は空中飲茶飯店で『来客』である茶藝師の少女、茗に出会い、彼女に興味を持つがやがて『来客』と茶運師の真の意味と役割を知り…
無鉄砲な若者が閉鎖的な世界に風穴をあけると言ったストーリーはありがちなんですが、この作者様独特の世界観に引き込まれ次は次は…と一気に読んでしまいました
一見すると飛行機も飛ばないほど昔のファンタジー世界のようですが、実はどうしようもない所まで環境破壊が進んだ後、苦労して美しい環境を取り戻した近未来の中国が舞台。
良い茶葉は美しい環境の象徴であり、前述の翅膀は高い技術力で造られたエコロジーな乗り物だったりするのです。
最初はこの世界設定が把握し辛かったですが(自分だけ?)、理解したら一気にハマると思いますよ

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エミぽん さん
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