終点は東京。【電子限定描き下ろし付き】
」のレビュー

終点は東京。【電子限定描き下ろし付き】

はやりやまい

表題作のみ。この旅行が終わったら…。

ネタバレ
2019年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作+描き下ろし+電子限定描き下ろし収録。恋人同士の複雑で切ない想い。心理描写が繊細なはやりやまい先生作品、作者買いです。

「終点は東京。」全5話
高校時代の同級生・穂村と高瀬のお話。23歳で再会、25歳から付き合いだして30歳目前。穂村はこの旅を最後に別れようと考えていて…。いやぁ…穂村…なんなんだよ…。もう、ぐだぐだうじうじ、サラッと酷いことしてるじゃないと、かなりイラッ。普通なフリをしたりバレたくなかったり、面倒くさい穂村だけど、その全てを大事にしている高瀬。さりげなく見える高瀬の愛情に切なくなります。迎える終点東京での旅の終わり、それぞれの心情に胸がぎゅーっとなりました。一度別れを意識することは二人がこれから共に生きていくには、必要なことだったのかも。ハピエンで良かった。描写は白線修正にて。エロはあっさりめ。そういえば絵柄が以前よりまろやかな感じに。

「終点から、」12ページ

「かえりみち」電子限定描き下ろし2ページ

「相殺できかねる」1ページ
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