このレビューはネタバレを含みます▼
めちゃくちゃネタバレします。
ので、概要簡潔に。
エロはストーリーに合わせて差し込まれてます。
貴族の強気強引一途攻め×その屋敷の執事で庭管理もしている悲劇のヒロインぶる一途受け
の身分差による王道展開の西洋中世風の恋愛物。
で、ここから↓↓は、めちゃくちゃネタバレです。
悲劇のヒロインぶる受け、と他の方も書かれていましたが、本当それ。
貴族×執事で地位の差はあれど精神的な立ち位置は幼なじみのままなのに説明しない言葉足らずだし、攻めが受けのことを好きなのを受けが分かってる描写が早い段階であるのに、攻めの身分や幸せを考えて相手のことを思って云々言うならなんで攻めに受けを諦めさせる行動とらないのよ?っていう。
なのに登場人物は全員、受けの味方で、攻めは悪役で攻めの味方が誰もいないことにイライラしてしまった。
いやいや、受けの態度めちゃくちゃひどいよ?
めっちゃ思わせぶりだよ?
そのまま振ってあげずに何年もずっと放置だよ?
地位を笠に着て受けを迫害や強要する攻めには見えないんだけど登場人物は皆、見る目ない節穴なの?
そして極めつけに思い出だけ貰って勝手に行方不明になり、最後は(貴族の地位も責任も仕事も)全部何もかも攻めには捨てさせて、受けは自分は好きな(庭師の)仕事して生きていくんかーい!という。
もしあれで攻めが会いに来なかったとしても、寝てる(ふりだったけど)間に去って捨てられた攻めの気持ちなんかなんも考えてない自分勝手さだよね。
と、久しぶりに漫画読んでて本当イライラした。
恋愛物で圧倒的に一番好きなのは、けなげ一途受けなんだけど、この受けは無理だった。
攻めも身勝手ではあるけれどまだ心情は理解出来る。受けは本当無理。
大まかなストーリー展開自体は世界観に合った王道展開なので、キャラやキャラバランスでマイナス☆5のところ、絵柄と雰囲気は良かったので☆2。