響~小説家になる方法~
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響~小説家になる方法~

柳本光晴

左側の本棚行きかな…

2019年1月30日
いくら大賞作品だって、好みは人それぞれ。
絵はあんまり巧くありません。バランスも構図も微妙。
サブタイトルも胡散臭い。
なのに、ちょっと読んでみよー!と思ったのは、
★1採点のレビュアーの皆様が異様に多かったから(笑)。
しかもレビューした作品がこの一作だけ!って方が本当に多い!
普段は読んで楽しんでいらっしゃるのみの方々が最低点付けてレビューせずにはいられないってどんなの!?
と興味を引かれてしまいました。

で、
よく解りました(((・▽・;)
ヒロインがまるで一昔前の少年漫画の粗暴キャラのよう。
無意識にでも我を通さずにはいられず、極端な言動しか取れず、なのに周囲に愛され上手くやっていく。

内容が全く読み取れない才能が周囲を黙らせる。
作者が表現したかったのは「天才」ってやつですか?
作者にとっての「天才」ってトラブルメイカーですか?

とにかくこんなに好感持てない主人公も珍しい。

困ったちゃんでも周囲に助けられる憎めない人柄の人だっているでしょうけど、憎めないどころか!

レビューは両極端に割れているようですし、世間的には大人気ですし、私が劇中絶賛される「この世界観!!」に従いていけないだけかも。
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