ワダツミ三部作、3作目は次男。





2019年2月14日
ワダツミ皇国の皇子達が織りなす三部作。1『帝は〜』長男、2『神子は〜』三男、3『黒帝は〜』次男。今まで心の中を読ませなかった次男受は冷徹ですが、心の傷が癒せない人でもあります。他の人と攻としての表現もあるので苦手な方はご注意を。攻は不遜な性格で、腹の中はなかなか見せません。今作は三部作の最終巻と言うのもあり、キーマンでもある三男もかなりのウェイトを置かれます。今作単独だと話は通じても温度差が生じるので、前作と前々作を読んでおかれることをお薦めします。三作共に大人買いしても損しない読み応えのある逸品です。それにしても奈良先生の挿絵は構図、繊細さ、表現力、美しさ、どれをとっても三巻とも圧巻でした!マジ素晴らし過ぎ!

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