王太子の揺るぎなき独占愛
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王太子の揺るぎなき独占愛

惣領莉沙

盛り上がりなし

ネタバレ
2019年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 王太子レオンの王妃候補に選ばれたのは、通常の選考基準からは選ばれないはずだったサヤ。サヤの家は代々、王家の森を管理する仕事をしており、サヤは森で採れた薬草で薬を作り、王家はもちろん、城下の病院で薬を調合し、庶民からも慕われていました。サヤは時々森で見掛けるレオンにこっそりと恋心を抱いていましたが、急な結婚話に果たして自分は王妃の器なのだろうかと自信がなく戸惑います。サヤじゃなければ結婚しないと、国王に頼み込んだレオンも、普段は真面目な王太子で、甘い雰囲気を出すものの、二人が良い子過ぎて盛り上がりに欠けるというか。胸キュンポイントが少なく残念でした。ライバルが出てくるわけでもなく、サヤが悶々と悩んでいるだけで、少し飽きてしまいました。終盤サヤがレオンに自分の思いを告げ、やっとイキイキしてきたところで終了。サヤが王妃としてレオンを支えるところをもっと読みたかったです。
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