拷問トーナメント
」のレビュー

拷問トーナメント

高遠由子/アオイセイ

画力の問題。

2019年3月1日
やはり画力の問題が大きいですね。小学生か中学生が描いたような絵です。服で誤魔化せない部分が苦手なんでしょうか、とにかくミニスカートを履いた女子高生の脚がひどい。凹凸も抑揚もない、関節が行方不明のまるで丸太です。足首から靴にかけては見れたものではないですし、手の描き方も勉強された方が良いのでは。とにかくまあ、人体の拷問をメインに扱うにはデッサン不足。これに尽きます。あ、あと……男性の手、十指全てを切り落とし、次いで腕をも切断するシーンがありますが、切り離された腕の先には掌のみならず指が五本、しっかり生えたままでした。たった一コマであろうと、拷問を取り扱う以上、やってはいけないミスなのではないでしょうか。何歳になっても独学であっても高めることができるのが、画力の良いところです。人物の表情にはところどころでセンスを感じました、作者さまの今後の作品に期待しております。
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