おはよう、いばら姫
」のレビュー

おはよう、いばら姫

森野萌

少女漫画の枠に収まらない凄まじい名作

2019年3月13日
登場人物一人一人が主役です。それくらい人物描写が深くリアリティーがあります。若者の恋以上に親子や孫への愛とか、色々な愛が丁寧に無駄なく描かれています。30半ば、人生色々あって簡単には心が揺れなくなりましたが、この作品はとにかく質が高く感動しました。
誰彼書ける物じゃないです。凄くユニークで豊か、暖かくて深い、でも偉そうじゃなく解りやすい。子どもにも読ませたいくらい。学ぶことが沢山あると思う。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!