弟の顔して笑うのはもう、やめる【単行本版・描き下ろし特典付き】
」のレビュー

弟の顔して笑うのはもう、やめる【単行本版・描き下ろし特典付き】

神寺千寿

苦しいけれど先が気になる

2019年3月18日
義理の姉弟と、 弟の親友であり姉の恋人である小説家、壱也の三角関係。 蒼介と美羽は姉弟とは言え血が繋がってないんだからくっついちゃえばいいじゃん!って焦ったくなるのだけど、家族のことを考えると簡単にはいかないんでしょうね。私的には蒼介のことを応援しているのですが、壱也の儚さや必死さにも心を動かされて、読んでいて胸が苦しくなるのです。 前作「愛くるしいからこわしたい」では本当の兄妹で別れてしまったので、今作では蒼介と美羽で結ばれて欲しいな……。
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!