色悪作家と校正者の純潔
」のレビュー

色悪作家と校正者の純潔

菅野彰/麻々原絵里依

3作目。星5以上!ヤバ面白い(笑)。

2019年3月23日
(小説、1冊読み切りの連作、現在3冊まで発刊)。
後日談〜の明暗と吾輩は猫である、付。

<1不貞→2貞節→3純潔→4多情→?>

今回も楽しい!
2冊目からですが、1冊目の毛嫌いはどこにいったのかと思うほど、、、
まさしくミザリー並の傾倒(笑)。
後日談は漱石談議。

いやいや、なんかもう、
漫才かよ?としか聞こえない2人の掛け合いが、最高!
それも下品でも低俗でもない、大吟醸みたいな(笑)。

2冊目のあとがき情報ではすでに続刊4冊目の執筆をされているそうで!
めっちゃ楽しみ。
シリーズ、ずっと続いて欲しい!

長編になってもダレない、吸引力の高いBL小説は稀にいくつかありますが、これもまた畑違いだけど非常に文章力の高い、面白い作品。
仁義なき嫁、ムシ、暴君竜シリーズなどと並び5本指に入れたい、それくらい自分の中ではヒット作品。

ずっと続いて欲しい、読み続けたい、繰り返し読みたいシリーズ。
続刊が楽しみでたまらない。

前作でも言いましたが、万人受けはしませんよ。
ハマる人に人には、ヤバイです!
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!