僕の名前は「少年A」
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僕の名前は「少年A」

君塚力/日丘円

うぅ〜ん…なんと言えばいいかという後味

ネタバレ
2019年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品ランキングでタイトルが目に留まり購読しました。色々現代社会、少年犯罪において問題提起している内容の作品であると思います。確かに憎むべき、死んで当然と思われるのはあの最悪の教師なのですが、ことの真相を隠し全ての罪を被った主人公が家族まで犠牲にして、さらに自らネットでの公開処刑を受けボロボロになりかけてもなお、初恋相手の為にことの真相を隠し通そうとする…でも結局はさらに廻りを巻き込んで…最悪のかたちで真実をと…読んで後悔はありませんでしたが、なんとも言えない心にわだかまり残る作品でした。問題提起という観点からではこう言った作品があってよいと感じます。
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