リアルだから読み応えあります。

おげれつ先生の作品の特徴は リアル感です。そして、この作品も ばっちり リアルです。受けだの攻めだの、もちろん、エロエロなシーンも沢山出てきますが、それよりも 個人的に 彼らの 心に注目しました。心なしでは 気持ちいいＨも出来ないし、それよりも 男女、男男、女女の関係も出来ないと思っているので。（当然か）だから この作品の中でも 二人のもがき方に とても リアル感を覚えました。腐女子には受け入れられる男男の関係も 現実には 色々と壁があるわけで、その分厚い壁をどう よじ登るのか、又は 壊していくのか、二人によると思うんです。壁は分厚く、決して壊されることはないでしょうけれど、太一と直には これからも 二人で 喧嘩しながら、そして 喧嘩後の濃厚Ｈを楽しみながら（微笑）生きていって欲しいなぁって思いました。それから 仁科には 絶対 良いパートナーが見つかりますように、って思いました。あとね、彼らの周りの友達が 良い奴で 泣けました。