このレビューはネタバレを含みます▼
眠り男…ですっかり座裏屋さんのファンとなってしまい、続けて購入しました。
いきなりサンダルで火をおこすカミロにノックアウト!
えーーー!なんなの、この色気…
絵からカミロのフェロモンが滲み出ている…
気だるそうな色男最高!
この色気にテオがすぐコロンと行かないところが、天然ちゃんなんでしょーか。
初っ端からノックアウトされて、これはエロっ気ムンムンか?と思いきや、コメディもありの、胸がキューンとなるせつなさありの…座裏屋さん、天才?
テオがゆらゆら揺れ動いてる様と、最終的に気づくところは自分自身もハッとさせられました。
カミロはもう…滲み出る色気…何処までも寛容な心を持ったロマンチスト。テオに対する眼差しが、切なくて切なくて…泣きそうになってしまった…
他のレビューにもありましたが、ヨーロッパのショートフィルムを見ているようでした。コマ割りもうますぎる…
そして影の使い方が…巧すぎてもう引き込まれるとしか言いようがない…
途中出てくる「ナチュラルボーン・バリネコ」のセリフで吹き出してしまい、1日中頭の中を「ナチュラルボーン・バリネコ」が回ってしまいました。
言葉のセンスも凄い!
最後にはテオのプリケツも拝めたし、有り難や。
最終的には、カミロのフェロモンにすっかりハマったテオの可愛い事…こりゃカミロが大事に大事にしたくなるわけよね…と見てて嬉しくなっちゃった。
カミロ、良かったね。
手が震えてしまうほど大事にしたかったテオと甘々な日々を過ごしてほしい。
願わくば、カミロ目線のお話も読みたいなぁ。更にその後のお話も読みたくなったー。座裏屋さん、お願いしますー!