憂鬱な朝 NOBLE COLORS
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憂鬱な朝 NOBLE COLORS

日高ショーコ

盛り沢山ありがとうございます!

ネタバレ
2019年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ カラーページに各巻ペーパー、お二人の先生による裏話、そして最終話関連の描きおろし番外編2作。通常のコミックスと比べると圧倒的にお高い価格ですが、電子派の私にとっては、このNOBLE COLORSは読むことができないかと諦めていたことあって、電子配信していただけたことだけでももう充分。いくらでも買いますよ!くらいな勢いでした。拝読後の今はこの「憂鬱な朝」を本編からNOBLE COLORSまで見届ける機会を与えてくださったことに感謝の気持ちしかありません。

ここからは少し番外編の感想を。ネタバレ含みますのでご容赦ください。本編最終話では省略されていたお迎えのシーン。2年前と変わらず桂木への愛情を隠さない暁人と、表情と心情が一致しない桂木の対比が面白い。石崎のナイスアシストな気遣いにより、この2年の桂木の行動を知った暁人の熱烈なハグとさり気ない○○!お外で周りにたくさん人がいる中で○○!!!出来る事なら、この後のツンツンした挙句にデレたであろう桂木と、そんな桂木に襲いかかったであろう暁人の熱い夜までも詳しく描いて欲しかったです、先生!
もう一つは、再会直後に交換した時はなんとも思っていなかった傷だらけの自分の銀時計を見ながら、キズの経緯は仕方ないとはいえ自分はキズ一つなく大事に毎日磨いていたのに〜と数ヶ月経ってモヤモヤしてる桂木と、暁人が大事にしてるから欲しいとせがむ直矢をたしなめて取り戻したかと思えば、うっかり…な暁人に桂木からの更なる小言が待っているかと思うとニヤニヤなお話でした。

盛り沢山な1冊ですが電子だと小さなインタビューの文字やカラー原稿の隅々まで拡大して観ることができるし、ちょうどシーモアさんの20%ボイント還元キャンペーンと重なったのでお得に購入できて大満足です。
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