眷愛隷属
」のレビュー

眷愛隷属

夜光花/笠井あゆみ

2巻まで読了

ネタバレ
2019年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 私は騙されないぞ!と思いつつ読み始めたんですが普通にやられました。「ご主人たまー」可愛い。めっちゃかわいい。あざとすぎない絶妙なバランスの可愛さなんですよね。そしてブレが無い。これは子狸に限らず他のキャラにも言えるんですが。一貫したキャラ作りで引っかかりなく読めました。キャラもストーリーも2回転ぐらい捻れてて面白いです。ベタなあまあまも好きですがこういうのもすごく好きです。展開としては普通こう来るだろうなっていう予想が悉く外れました。最初は有生の口の悪さに、あ〜そういうかんじ?ってなったんですがだんだんわかってきてニヤニヤしちゃいました。気づかぬは本人のみってかんじです。子狸が慶次に、有生はほんとは主人のことがすごく好きなんだよ的なことを言ったアシストがすごく良かったです。白狐の方はわりとドライそうだけどこの2人(1人と1匹?)の会話ももっと読みたいな〜。有生と慶次が自覚に至ったときどうなるのかすごく気になります。でもずっとこのままでいてほしい気もする。3巻はメインが別のキャラみたいなので一旦保留にしてます。でも痴話喧嘩も読みたいのでそのうち買うつもりです。
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